Developer API
Developer APIは、NILTOに入稿されたコンテンツデータを外部から取得したり書き換えたりすることができる機能です。 ウェブサイトでコンテンツを表示するために必ず利用します。
Developer APIは、NILTOに入稿されたコンテンツデータを外部から取得したり書き換えたりすることができる機能です。 ウェブサイトでコンテンツを表示するために必ず利用します。
APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)の略称です。各種システムやサービスが、それを利用するアプリケーションに対して公開するインターフェース=操作方法です。システムやサービスがAPIを提供していると、外部アプリケーションからAPIを操作したり、データを取得したりすることが可能になります。
ヘッドレスCMSはコンテンツを入稿するためのUIを提供しますが、ウェブページを生成する機能は持ちません。そのため外部に構築したウェブサイトへコンテンツデータを提供する仕組みが必要です。それがAPIです。
外部ウェブサイトはヘッドレスCMSのAPIを通じてコンテンツデータを取得し、ウェブページを生成します。それが訪問者のブラウザで表示されます。ウェブサイトに限らずモバイルアプリやデジタルサイネージなど、ヘッドレスCMSが保有するコンテンツデータを表示するシステムは、APIを通じてヘッドレスCMSからデータを取得します。
NILTOのDeveloper APIは、Web APIの主流であるRESTに準拠した仕様です。学習コストが低いので簡単に使い始めることができます。
例えばブログのトップページを生成するために、新着記事10件のタイトルとサムネイルをCMSから取得したいとします。Developer APIで「ブログ記事のコンテンツを新着順に10件」「欲しいデータはタイトルとサムネイル」というようにパラメータで指示することで、その指示通りのデータをDeveloper APIから取得することができます。
また、より高度な条件指定として、指定したキーワードを含むコンテンツのみを取得することが可能です。後述のサイト内検索を実現する際に活用できます。
入稿されたコンテンツデータを取得するだけでなく、それをDeveloper API経由で加工したり、新たにコンテンツを作成したりすることができます。
公開状態のコンテンツデータをDeveloper APIで取得する際、NILTOが用意したCDNを経由します。繰り返し取得されるコンテンツはCDNでキャッシュ化されるので、世界中どこからでも高速に取得することができます。
Developer APIでは、指定したキーワードを含むコンテンツを絞り込んで取得することができます。そのため、全文検索エンジンを別途導入することなくサイト内検索をウェブサイトに実装することが可能です。
ウェブサイトのリニューアルに伴いCMSも変更する場合は、コンテンツの移行作業が必要になります。コンテンツ数が少なければ手作業での移行も可能ですが、数千・数万のコンテンツ移行が必要な場合、手作業では工数がかかりすぎるため現実的ではありません。移行対象のコンテンツが単純な場合はCSVエクスポート・インポートで対応できる場合がありますが、複雑なデータは移行元CMSと移行先CMSでデータ構造が異なることが多く、CSVでは対応できない場合もあります。
上記のケースにおいて、Developer APIを活用すると、移行元CMSから取り出したコンテンツデータを移行先CMSに合うようにプログラムで加工しながらDeveloper API経由で取り込むことで対応できる可能性があります。変換プログラムを作成する手間はかかりますが、手作業で大量のコンテンツを移行するよりもはるかに少ない工数で移行を完了することができます。
NILTOは無料でお試しいただけます。
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