目次
- NILTOの作業
- Claude Desktopの設定
- ステップ1:記事作成・入稿の依頼
- ステップ2:スペースの選択
- ステップ3:モデルの選択
- ステップ4:記事内容の指示
- ステップ5:入稿結果の確認
- Q1. 入稿がうまくいかない場合はどうすればいいですか?
- Q2. 複数のスペースを管理している場合、どのように切り替えればいいですか?
- Q3. 一度に何件まで記事を作成できますか?
- Q4. モデルに含まれるフィールドが取得できない
- Q5. 全てのフィールドに対応していますか?
- Q6. 公開予約ができない
- Q7. Claude Desktopが応答しない
- Q8. 多言語の記事入稿は可能ですか?
- Q9. コンテンツの最終更新者が実際の更新者ではなく、組織オーナーの名前が表示される
- Q10. AIエージェントの挙動や確認内容の順番が毎回異なる
- 1. 推論モデルを利用する
- 2. プロジェクト機能を利用する
はじめに
NILTO MCPを利用すると、AIエージェントが記事の入稿から公開予約まで自律的に実行できます。
このチュートリアルでは、MCPホストとして「Claude Desktop」を利用し、自然言語の指示でマークダウン原稿を下書き入稿する手順を紹介します。
事前準備
NILTOの作業
組織・スペースの作成
NILTOにログインし、組織・スペースを作成しておいてください。手順は以下参照ください。
クイックスタート
2023-12-28T07:59:26Z
モデルの作成
本チュートリアルでは、ブログ記事用のモデルとして以下のフィールド構成で作成しました。

- 記事タイトル: 1行テキスト
- 記事本文: フレキシブルテキスト
- 参考記事: フレキシブルテキスト
- メタタイトル: 1行テキスト
- メタディスクリプション: 複数行テキスト
- 有料記事かどうかのフラグ: 真偽値
NILTO MCP側の実行精度にも影響するため、フィールド名やLUIDにはわかりやすい名称をつけることをお勧めします。
Claude Desktopの設定
手順については以下を参照ください。
MCP
2025-08-29T01:31:25Z
ブログ記事の入稿
Claude Desktopを起動し、チャット欄に指示を入力していきます。
ステップ1:記事作成・入稿の依頼
まずはじめに、NILTOに入稿する指示を出します。
ユーザー
> NILTOに記事を入稿したい。通常、MCPツールを正常に実行できている場合、MCPホストでMCPツールの実行許可が求められます
ステップ2:スペースの選択
次に、利用可能なスペースの候補が提示されるので、コンテンツを作成するスペースを選択します。
AIエージェント
スペース情報を取得しました。以下のスペースから選択してください:
1.ブログサイト (ID: 6xxxxxxxxxx)
親スペース
コンテンツ数: 57
2.本番環境 (ID: 1xxxxxxxxxx)
ブログサイトのサブスペース
コンテンツ数: 0
3.検証環境 (ID: 8xxxxxxxxxx)
ブログサイトのサブスペース
コンテンツ数: 0
どのスペースでコンテンツを作成しますか?
ユーザー
> 「ブログサイト」でお願いします。
ステップ3:モデルの選択
続いて、利用可能なモデルの候補が提示されるので、モデルを選択します。
AIエージェント
利用可能なモデルが見つかりました。以下から選択してください:
お知らせ (luid: news)
ドキュメント (luid: document)
ブログ (luid: blog)
どのモデルでコンテンツを作成しますか?
ユーザー
> 「ブログモデル」でお願いします。
ステップ4:記事内容の指示
選択したモデルのフィールドの一覧が提示されるので、それぞれのフィールドに対して入力する内容を指示します。
今回は、3つの記事を入稿し、公開予約をそれぞれ別の日時で行ってみたいと思います。
AIエージェント
ブログモデルのフィールド情報を確認しました。以下のフィールドがあります:
タイトル: 記事のタイトル
本文: 記事の本文(マークダウン形式で構造化します)
参考記事: 参考にした記事や情報源(任意)
メタタイトル: SEO用のメタタイトル(任意)
メタディスクリプション: SEO用のメタディスクリプション(任意)
有料: 有料記事にするかどうか(true/false)
どのような記事を作成しますか?テーマや内容をお聞かせください。
ユーザー
> 次の3つのテーマに関するブログ記事(チュートリアル)を作成してください。
1. NILTO MCPで複数記事の表現調整する
2. NILTO MCPでAIを使って生成したマークダウン原稿を入稿する
3. NILTO MCPで複数記事の公開予約日時を一括変更する
タイトルや本文の各フィールドは添付の原稿を確認しつつ作成してください。
参考記事には以下のページのURLを載せてください。
- [MCP(モデルコンテキストプロトコル)とは](https://modelcontextprotocol.io/docs/getting-started/intro)
- [NILTO MCPについて](https://www.nilto.com/ja/lp/mcp)
AIエージェント
情報収集が完了しました。それでは、3つのブログ記事を作成していきます。
記事は公開しますか?それとも下書きとして保存しますか?
ユーザー
> 全て下書きとして作成してください。
AIエージェント
承知しました。全て下書きで作成します。
公開予約を設定しますか?
設定する場合:公開日(YYYY-MM-DD形式)と公開時刻(HH:MM形式、日本時間)を教えてください
設定しない場合:そのままお伝えください
ユーザー
> 公開予約を設定します。
1つ目の記事を明日の10:00に、2つ目の記事を明後日の10:00に。3つ目の記事を明後日の15:00でお願いします。
上記のようなやり取りを数回繰り返すと、AIエージェントが記事作成を開始します。
ステップ5:入稿結果の確認
記事が3つ入稿されました。コンテンツ詳細画面へのリンクが表示されますので、それぞれ開いて下書きを確認できます。
承知しました。以下のスケジュールで公開予約を設定します:
1つ目の記事: 2025年11月26日(水)10:00
2つ目の記事: 2025年11月27日(木)10:00
3つ目の記事: 2025年11月27日(木)15:00
それでは、1つ目の記事「NILTO MCPで複数記事の表現調整する」から作成します。
・・・・
✅ 3つ目の記事が作成されました!
タイトル:「NILTO MCPで複数記事の公開予約日時を一括変更する方法」
公開予約:2025年11月26日 10:00(JST)
🎉 すべての記事の作成が完了しました!
作成された記事一覧
NILTO MCPで複数記事の表現を一括調整する方法
公開予約:2025年11月26日(水)10:00
URL: https://cms.nilto.com/6xxxxxxx/contents/2xxxxxxxx
NILTO MCPでAI生成マークダウン原稿を効率的に入稿する方法
公開予約:2025年11月27日(木)10:00
URL: https://cms.nilto.com/6xxxxxxx/contents/5xxxxxxxx
NILTO MCPで複数記事の公開予約日時を一括変更する方法
公開予約:2025年11月27日(木)15:00
URL: https://cms.nilto.com/6xxxxxxx/contents/9xxxxxxxx
FAQ(よくある質問)
Q1. 入稿がうまくいかない場合はどうすればいいですか?
A:以下のいずれかが原因の可能性が高いため、順番にご確認ください。
- MCP設定不備
- 接続先のMCPサーバーのURLについて、
claude_desktop_config.jsonの設定を確認する
- 接続先のMCPサーバーのURLについて、
- モデルの性能が不足している
- Sonnet4.5などの推論モデルを利用する
- MCPアクセストークン期限切れ
- MCPアクセストークンが無効化、有効期限が切れているため、更新して設定し直す
MCPアクセストークンについては以下の記事を参照ください。
MCP
2025-08-29T01:29:01Z
入稿の指示直後に、AIエージェントが利用可能なスペース候補などを提案してくれない場合は、「利用可能なスペースを教えてください」等の指示も効果的です。
Q2. 複数のスペースを管理している場合、どのように切り替えればいいですか?
A:「〇〇スペースに切り替えたい」と指示するだけで、スペースを切り替えられます。Claudeがスペース一覧を提示してくれるので、そこから選択してください。
Q3. 一度に何件まで記事を作成できますか?
A:特に制限はありませんが、一度に大量の記事を作成する場合、Claudeの処理時間が長くなる可能性があります。何回かに分けて作成することを推奨します。
Q4. モデルに含まれるフィールドが取得できない
A:NILTOであらかじめモデルを作成し、フィールドが登録されていることを確認してください。
Q5. 全てのフィールドに対応していますか?
A:今後拡張予定ですが、現時点で対応しているフィールドは以下のとおりです。
- 1行テキストフィールド
- 複数行テキストフィールド
- ブーリアンフィールド
- 日時フィールド
- フレキシブルテキストフィールド
Q6. 公開予約ができない
A:公開予約日時の指定について、以下の内容をご確認ください。
- 日時の形式が間違っている
- 過去の日時を指定している
- 公開予約の承認をしていない
解決方法:
- 日時の形式を「YYYY-MM-DD」と「HH:MM」で指定
- 未来の日時を指定しているか確認
- Claudeから公開予約の承認を求められたら「はい」と回答
正しい指定例:
2025年12月25日の10:00に公開予約してください
Q7. Claude Desktopが応答しない
A:以下の方法で解決する可能性があります。
症状:プロンプトを入力しても反応がない
原因:
- MCP接続が切れている
- Claude Desktopのバグ
- 処理中である
解決方法:
- 数秒待ってみる(処理中の可能性)
- Claude Desktopを再起動
claude_desktop_config.jsonの設定を再確認- 最新版のClaude Desktopにアップデート
Q8. 多言語の記事入稿は可能ですか?
A:今後拡張予定ですが、現時点でNILTO MCPを使用した入稿では、多言語での入稿に対応していません。
Q9. コンテンツの最終更新者が実際の更新者ではなく、組織オーナーの名前が表示される
A:先行体験版での正常な仕様になります。正式バージョンリリース時にNILTO MCPから入稿した場合でも実際の入稿者の名前で更新される予定です。
Q10. AIエージェントの挙動や確認内容の順番が毎回異なる
A:同じMCPホスト(Claude、Gemini CLIなど)や同じモデルを使っていても、AIエージェントから質問される項目の順番や内容が異なる場合がありますが、こちらはAIエージジェントの特性上正常な動作です。
ベストプラクティス
1. 推論モデルを利用する
MCPの実行精度は、使用するモデルに依存している部分があるため、haiku4.5よりも、Sonnet4.5などの推論モデルを用いた方が精度が高い傾向にあります。
2. プロジェクト機能を利用する
有料プランの機能ではありますが、Claudeにはプロジェクト機能があります。 NILTOでのコンテンツ作成用のプロジェクトを作成し、プロジェクト内のルールを蓄積することで、NILTO MCPへの入稿精度自体の向上が見込まれます。
まとめ
このチュートリアルでは、NILTO MCPとClaude Desktopを使って、AIエージェントが自律的に記事を入稿する方法を解説しました。
本記事で説明した内容は以下のとおりです。
- NILTO上でのスペース・モデル作成、Claude Desktopの設定手順
- スペース選択からコンテンツ作成までの5つの入稿ステップ
- トラブルシューティングやよくある質問10項目とその解決方法、ベストプラクティス
NILTO MCPを利用することで、コンテンツ管理業務の効率化が実現できますので、是非ご活用ください。