サブスペース
サブスペースとは、親スペースのモデル等を継承したスペースのことです。
ウェブサイト内の同じ構造のサブサイトを、それぞれ異なるユーザーグループで管理できます。
この機能は、ビジネスプラン以上からご利用いただけます。
詳しくは、料金プランページをご参照ください。
具体的なユースケースとして、以下の使用例が挙げられます。
- 本番環境・検証環境を、スペースを分けて用意する場合
- 多店舗展開している小売業・サービス業のサイトの、店舗ごとのコンテンツを管理する場合
用語定義
親スペース: サブスペースの継承元スペース
兄弟スペース: 同じ親を持つサブスペース
連携スペース: 親・子・兄弟の関係にあるスペース
サブスペースについて
サブスペースは、親スペースから下記項目を継承します。
また、下記項目はサブスペース内のメニューから閲覧できません。
- モデル
- フィールドセット
- スペースロール
- タグ
- コンテンツ言語
- Webhook
- APIキー
下記項目はサブスペース内で作成/編集できます。
作成されたコンテンツやメディアは、他のスペースには反映されず作成したサブスペース内でのみ表示されます。(コンテンツのみ、親スペースからコンテンツ参照可能)
- コンテンツ
- メディア
- スペース基本情報
- スペースメンバー
親スペース・サブスペース間での参照関係の仕様
コンテンツ・メディアを参照する場合、対象先に相違があります。
- コンテンツ参照利用時の対象
親スペース→自分自身と全サブスペースのコンテンツ
サブスペース→親スペースと自分自身のコンテンツ
- メディア参照利用時の対象
親スペース→自分自身のみ参照可能
サブスペース→親スペースと自分自身のメディアのみ参照可能
DeveloperAPIの仕様
APIキーは親スペースでのみ作成でき、サブスペースのコンテンツはspace
クエリパラメータにて指定できます。space
未指定時は親スペース・サブスペースの全コンテンツが対象になりますので、ご注意ください。
詳細はAPIリファレンスをご参照ください。
サブスペース設定手順
サブスペースを作成するには、組織設定画面の「スペース」から行えます。親スペースになるスペースを右クリック、または「・・・」から[サブスペース作成]を選択してください。
スペースを新規作成できるダイアログが表示されます。
スペース名、スペースLUIDを入力し、ダイアログ下部の[作成]を押すことでサブスペースを作成できます。
また、このダイアログ内でグループの作成/設定や、スペースアイコンを設定できます。
スペースLUIDはユニークである必要があります。
グルーピング
スペースをグルーピングするには、まずグループを作成する必要があります。
[サブスペースの作成]のダイアログ内から[新規グループ作成]を選択します。
グループ名を入力し、ダイアログ右下の[作成]を押します。
先ほど作成したグループがセットされていますので、このまま[作成]を押します。
画面が戻るとグループが作成されています。
サブスペース作成時に、再度グループを選択することで、任意のスペースをグルーピングできます。
またグループ設定を変更する場合は、対象のグループを右クリック、または「・・・」から[グループ設定]を選択してください。
再度グループを作成したダイアログが表示されるので、グループ名・アイコン画像を再設定できます。
継承するデータの設定方法
親スペースから、サブスペースへモデルを継承するには、対象のモデルを開き「このモデルをサブスペースに表示」にチェックを入れます。
設定後、再度サブスペースを開くと先ほどチェックを入れたモデルを始め、継承されているモデルが選択できます。
親スペースでのみ表示させたいものはチェックを外し、継承させたいものだけチェックをいれて活用してみてください。