NILTO MCP で多言語対応サイトのコンテンツを効率的に作る
はじめに
NILTO MCP を使うと、AIエージェントに自然言語で指示するだけで、モデルの作成・フィールドの追加・多言語コンテンツの一括入稿まで行うことができます。
本記事では、日本語・英語・韓国語に対応した宿泊施設検索サイト「Yadoly Demo」を題材に、NILTO MCP で宿泊施設(accommodation)モデルを作成し、多言語でコンテンツを入稿します。
Webサイト側の構築手順はこちらのチュートリアルには含まれていませんので、ご注意ください。
完成イメージ
「Yadoly Demo」は、全国のホテル・旅館・ヴィラを横断検索できるデモ用の宿泊予約サイトです。
ヘッダーの言語切り替え(日本語 / English / 한국어)で、施設名・紹介文・設備などのコンテンツがすべて切り替わります。



事前準備
NILTOの作業
組織・スペースの作成
NILTOにログインし、組織・スペースを作成しておいてください。
コンテンツ言語の設定
多言語(コンテンツ言語)の設定:スペースの設定で、メイン言語とサブ言語を有効化します。本記事では以下の構成です。
言語キー | 言語 | 区分 |
|---|---|---|
ja | 日本語 | メイン言語 |
ko | 韓国語 | サブ言語 |
en | 英語 | サブ言語 |
MCPクライアントの設定
MCPクライアントでNILTO MCP を利用するための設定が必要です。詳しくは以下のページをご参照ください。
使い方 |
MCP
多言語コンテンツを入稿する手順
ステップ1:サイトの要件をAIエージェントに指示する
まず、AIエージェントに対して作成したい宿泊施設サイトの要件を指示し、サイトを作成するスペースを選択します。
承知しました。サイトを作成するスペースを選択してください。
スペース情報を取得しました。
以下のスペースから選択してください:
-デモサイト (ID: 6xxxxxxxxxx)
-検証環境(ID: 3xxxxxxxxxx)
-本番環境 (ID: 1xxxxxxxxxx)
どのスペースでモデルを作成しますか?
ステップ2:モデルの作成
宿泊施設サイト用のモデルを作成します。AIエージェントに対してサイトの構造などを指示します。
承知しました。
・・・・・
モデルを作成し、フィールドを追加しました。
- LUID: accommodation
- 表示名: 宿泊施設
hotel_name — 施設名 / 1行テキスト
area — エリア / 1行テキスト
thumbnail — サムネイル / メディア
summary — 紹介文(一覧用)/ フレキシブルテキスト
lowest_price — 最安料金 / 1行テキスト
rating — 評価スコア / 1行テキスト
・・・
NILTO MCPのモデル作成ツールの使い方は、こちらのチュートリアルで詳しく解説しています。
チュートリアル |
MCP
最終的に作成する accommodation モデルのフィールド構成は以下のとおりです。
LUID | 表示名 | 種類 |
|---|---|---|
hotel_name | 施設名 | 1行テキスト |
area | エリア | 1行テキスト |
thumbnail | サムネイル | メディア |
summary | 紹介文(一覧用) | フレキシブルテキスト |
lowest_price | 最安料金 | 1行テキスト |
rating | 評価スコア | 1行テキスト |
review_count | レビュー件数 | 1行テキスト |
address | 住所 | 1行テキスト |
access | アクセス | 複数行テキスト |
description | 詳細説明 | フレキシブルテキスト |
amenities | 設備・アメニティ | 繰り返し(子: amenity_name) |
room_plans | 客室プラン | 繰り返し(子: plan_name / plan_price / plan_capacity / plan_description) |
本記事ではデモ用サイトの構築を目的としているため、フィールドセットや組み合わせを活用した再利用性は意識していませんが、実運用の際はAIが作成したモデルを手動で調整いただくことをおすすめします。
ステップ3:コンテンツ言語の選択
モデルが作成できたら、次にコンテンツ作成のフェーズに移ります。はじめに、対象のスペースで有効になっているコンテンツ言語の一覧から、日本語・英語・韓国語の3言語を選択します。
このスペースには複数言語(日本語・英語・韓国語)設定されています。
どの言語で入稿するか選んでください。
承知しました。
日本語・英語・韓国語の3言語で入稿します。各言語の翻訳はこちらで用意します。
日本語で作成したコンテンツをもとに、それぞれの言語に翻訳したコンテンツを順番に入稿してくれます。
ステップ4:管理画面で表示を確認する
NILTOの管理画面を開いて、意図したとおりにコンテンツが作成できているか確認します。
- NILTOの管理画面にログインし、「デモサイト」スペースを開きます。
- 左メニューの「コンテンツ」からコンテンツ一覧を開きます。
- 意図した内容でコンテンツが作成できているか確認します。



まとめ
このチュートリアルでは、NILTO MCP を使って多言語コンテンツを一括入稿し、管理画面で表示を確認するまでの手順を解説しました。説明した内容は以下のとおりです。
- 事前準備:組織・スペース作成、コンテンツ言語(ja/en/ko)の設定、MCPクライアント設定
- サイト要件の指示とスペース選択
- モデルとフィールドをまとめて作成
- コンテンツを作成する言語の選択とコンテンツ作成
- 作成されたコンテンツの内容確認
NILTO MCP を使えば、多言語サイトの入稿が自然言語で完結します。ぜひご活用ください。